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成約率UPの切り札「ステップメール」

一般的なメールマガジン（メルマガ）が、あらかじめ登録されているメールアドレスに一斉に同じ内容のメールを送るのに対し、ステップメールは、あらかじめ作成した複数のメールを、設定した日時に合わせて順番に配信するシステムです。

例えば、登録後すぐに1通目のメールが自動送信され、翌日に別の内容のメール、3日後に3通目のメール、5日後に4通目のメール……というように、内容の違うメールが指定のスケジュールで順次送信されます。

登録者に順序立てたメールを自動送信できるステップメールは、様々なシーン・用途で有効活用できます。ステップメールが活躍する主なシーンを、3つご紹介しましょう

活用法01 見込顧客に対してアプローチ	例えば、こんなストーリー
Webから資料請求や問い合わせをしたユーザーに対し、アプローチメールを送ります。見込顧客との接点を増やすことで、自社商品を思い出してもらう「リマインド」の効果が見込めます。内容としては、関連商品情報やセール情報の案内などが候補になるでしょう。	■1通目　新製品を入荷しました ■2通目　キャンペーンが始まります ■3通目　間もなくキャンペーンが終わります ■4通目　販売台数が●万台を突破しました

活用法02 きめ細やかなフォローでリピーターを獲得	例えば、こんなストーリー
自社商品を購入してくれたお客様に対し、フォローメールを送ります。発送状況の案内や使用感を気遣うメールは、ECサイトには必須です。自社商品の耐用年数や保証期間をアナウンスするメールも効果的です。	■1通目　ご注文ありがとうございます ■2通目　商品を発送しました ■3通目　商品は届きましたでしょうか？ ■4通目　不都合はございませんか？

活用法03 メールセミナーで教育・啓蒙	例えば、こんなストーリー
セミナー形式のメールを第1回から順番に配信します。テーマに興味を持っている人を教育・啓蒙することで、自社サービスへのさりげない誘導を図れます。また、リアルなセミナーの参加者獲得にもつながるでしょう。	■1通目　営業スキルを磨くには？ ■2通目　共感を呼ぶトーク術とは？ ■3通目　場の雰囲気を和ませるには？ ■4通目　相手に興味を持たせる話術とは？

成約率の向上が見込める

マーケティングの世界では、「顧客との接触回数を増やすことで成約率が上がる」と言われています。メールマーケティングに言い換えれば、まめにメールを送る企業・店舗から商品を購入する確率が高くなるわけです。起承転結を考慮して、緻密にストーリー立てたステップメールを配信できれば、低コストで成約率の向上が見込めるでしょう。

容易に効果測定ができる

ステップメールは、同じ内容のメールが同じペースで配信されます。同じ条件でメール配信を行うため、効果測定が容易にできるのが特徴です。例えば、50人への配信で商品が3個売れたなら、さらに50人登録者を増やせば、もう3個の売上げが期待できます。メールの内容をブラッシュアップしていくことで、さらに成果を伸ばすこともできるでしょう。